多胎妊娠 リスク

多胎妊娠にはどんなリスクがあるのでしょうか?

高齢出産で、1人の赤ちゃんを妊娠するのも大変なことですが、双子ちゃんや三つ子ちゃんになるとどうなることでしょう?ママ本人の体への負担が大きいでしょうね。

 

けれど、喜びは2倍だし1度に兄弟や姉妹ができることでもあります。多胎妊娠にはどんなリスクがあるのでしょうか?

多胎妊娠が増えている?

最近では、多胎妊娠が増えています。理由として2つあげられます。

 

不妊治療

排卵誘発剤により、複数の卵子が排卵された場合と、体外受精によって2つ以上の受精卵を子宮に戻して着床した場合です。

 

高齢出産による多胎妊娠

高齢になると排卵が乱れることが多くなります。2つ以上の卵子が1度に排卵されることにより多胎妊娠となる可能性が高くなります。

 

1卵性双生児(1つの受精卵が分裂の途中2つになり、それぞれが育っていくケース)
2卵性双生児(2つの卵子が同時に受精したケース)

 

多胎妊娠によるママの負担

体重の増加が早くなるので、お腹が大きくなるスピードも早くなります。そのために、つわりやその他の不快な症状が強くなりやすいです。
単胎妊娠ママよりも妊娠出産とリスクが高くなります。妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などの合併症に気をつけることも大切になるので、妊婦検診が多くなります。

 

後は、妊娠後期になると、1ヶ月〜2ヶ月の管理入院が必要になる場合が多いようです。
多胎妊娠の約半分は、早産になります。妊娠においてのスケジュールを早めに計画して、緊急入院に備えたり、14週目からは産休を取りましょう。

 

多胎妊娠のリスク

多胎妊娠の1番のリスクは、ママと赤ちゃんの命の危険です。単胎出産の出生死亡率は、1000人に対して3.8人ですが、多胎出産になると15.7人になります。
約4.1倍ですよね。赤ちゃんの死亡率も、単体出産での出生1000人に対して0.70人が多胎出産では7.27人と9.18倍にもなるようです。

 

2人以上の赤ちゃんの影響によって、妊娠ホルモンが急に上がるためつわりが起きやすく、ひどくなります。その他にも流産や早産、障害のおきる割合も高くなるようです。合併症も気をつけていきましょうね。

 

多胎妊娠ママが気をつけたいこと

妊娠高血圧症候群

妊娠中に血圧が高くなったり、尿にたんぱくが出たり、全身がむくんだりする病気のことです。単体妊娠の方と比べると、多胎妊娠の方は約6倍以上が発生しています。

 

赤ちゃんにとって必要な酸素や栄養が、子宮から胎盤へ送られにくくなり、発育に影響がありますので、食生活を見直して、塩分を控えましょうね。

 

貧血

妊婦さんは赤ちゃんに血液を送らなければなりません。そのために、鉄分が吸収されて貧血になりやすくなります。多胎妊娠ママの場合2倍の鉄分が必要なんです。
なので、鉄分を多く摂れる食品をたべたり、鉄剤サプリで補ったりしましょうね。

 

葉酸

DNAの形成や細胞分裂に必要なのが葉酸です。妊娠初期6週目までに赤ちゃんの脳神経はできあがります。
この期間に葉酸が不足すると神経管閉鎖障害の発症、無脳症や二分脊椎などのリスクが高まってしまうのですね。
葉酸の多く含まれる緑黄色野菜、豆類や果物、レバーや卵黄を食べたり、サプリメントを正しく摂取しましょうね。

 

安静と休養

多胎妊娠の場合、子宮が伸びきり陣痛が早くなります。また、羊水の量が増えやすいので羊水過多症(羊水量が800ml以上)になることも考えられます。
これは破水がおこる原因になります。
これを防ぐために、多胎妊娠ママには安静と休養が必要なので、早めの検診、管理入院が重要です。

 

まとめ

高齢出産ママの多胎妊娠も増えているようですが、双子ちゃん、三つ子ちゃんを出産し育てる大変さや、それ以上の喜びは出産したママでないと分からないですよね。

 

旦那さんや周りのサポートがとても必要になるし病院選びも重要ですね。産婦人科医のアドバイスを聞いたり、不安なことはどんどん質問しましょう。

 

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